ノスタルジア
2003年10月19日メールが届いた
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引越しをするときに彼女の家の近くを通った
情けないけど本当に涙と戦わないといけなかった
彼女は大丈夫?元気にしてる?
もう元に戻ることができないってわかってる
でも 彼女が恋しくてたまらない
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友達からの転送メールだった
元彼が友達に送ったメール
読んだあと、また泣いてしまった
その日はなぜかとても寂しくて家に一人でいられなかった
それで友達を誘って遊び歩いて帰ってきて
家で一息ついたときに届いたメールだった
私が寂しいと思うときに
あなたも同じ風に感じてたんだね
不思議だね
この前も同じ日に同じ友達におんなじことを言ってたらしい
その友達は「お互いにお互い"のすたるじぃ"なんだね・・・」と苦笑いしてた
説明が非常に難しい
会ったり、話したくないけど時々無性に恋しくなる人
あなたは私の"家"みたいなものなのかな
雨漏りがするぼろぼろの家だったかもしれない
でも、それはそれで居心地が良くて
慣れてしまえば愛着のわく家だった
突然の火事で焼失した、けどね・・・
泣いたら ちょっとはすっきりした
なにかで読んだ言葉が思い浮かんだ
「忘れられない女になった方が勝ちだよ」
もし私が元彼と戻っていて、一緒にいるのに
自分の彼がほかの人を恋しくてたまらない
なんて思ったら最高にイヤだろうなぁ・・
なんかちょっと彼女に罪悪感
別になにもしてないんだけどね・・・
別れてからみんなに
人生長い目で見たらキミのほうが勝ったんだといつかわかる日が来るよ
と言われる 慰めなんだろうけど
たとえ、どんなに人に勝ったと言われたとしても
何に 誰に 勝ったのか 全然 分からない
まだ 私は空っぽのままだから
いつか また満ち足りる日がくるのだろうか
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